「シャボン玉」 詩:野口雨情 曲:中山晋平 [子育て]
この詩は、雨情が長女を生まれてわずか7日で亡くしたことがきっかけとなって作られたと言われています。
Lukeは先日、松竹映画・山田洋次監督作品「学校」の主人公の夜間中学の教師のモデルとなった、現足立区夜間中学の教諭である松崎運之助先生の講演を聞きました。先生は講演の中で、映画のエピソードの一つをご紹介下さいました。野口雨情の「シャボン玉」の歌の由来をお話くださった後、実際に歌って下さったので、私はそれを聴きながら涙が出てしまいました。「子育て」がテーマの講演だったので、参加者はみな私を含め子育て中のお母さんたちで、皆さん泣いておられました。子を想う親の愛情が痛いほど伝わってくる歌ですね。
シャボン玉
シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こはれて消えた
シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
生まれてすぐに こはれて消えた
風々吹くな シャボン玉飛ばそ
(大正11年11月「金の塔」発表)
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